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これは、緑の党グリーンズジャパンが2013年9月末に開催した第2回総会での集合写真です。全国各地から7月末の参院選に挑戦した仲間たちが東京に集まりました。参院選後初めての総会には、緑の党の候補者として初挑戦ながらもインターネットを最大限活用して、「選挙フェス」で約17万票を獲得したミュージシャンの三宅洋平さんや環境政党を目指して参院選に挑戦した「みどりの風」の代表代行(当時)で衆議院議員の阿部知子さん。2012年末の衆院選を共に戦い、この参院選で東京選挙区から当選した山本太郎さんらも駆けつけてくれました。以下は、その報告書(ニュースレター)です。
http://greens.gr.jp/uploads/2013/10/NL11_1-4.pdf

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日本で初めての「緑の党としての参院選への挑戦」は、選挙資金に1億円近いカンパをいただき約45万票を獲得したものの議席には届かず、残念な結果に終わりました。でも、この選挙で世界90カ国にある緑の党のネットワーク「グローバルグリーンズ」に加盟し、各国の緑の党から支援を受けて、また初めて解禁された「ネット選挙」と「選挙フェス」で新しい政治の可能性を示すことはできたのはないかと思っています。以下は、TBSの「ニュース23」で選挙後に放映された特集です。【TBS ニュース23】2013年7月25日「参院選、“無名の新人” が17万票獲得の理由」 http://bit.ly/1bZz4rA

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【参院選に挑戦して生き残った政治団体は初めて?】長年「(緑の党のような)環境政党」の議席獲得を目指した選挙に関わってきた知人が言うには、「参院選に(全国比例区で挑戦するためにために巨額の供託金(ひとり600万円×10人分)を払って負けて、その後に多くの政党が(借金の問題などで活動を続けることができず)消えていってしまった」。「その意味では、参院選に負けたのに、次に向けた総会を開けた政治団体は初めてではないか?」ということでした。1989年の参院選では「原発いらない人々」など3つの政党が挑戦しましたが、敗北した後に解散しています。2004年にも中村敦夫(元さきがけ参議院議員)さんが、「みどりの会議」で挑戦しましたが、議席を獲得できずご自身も政界を引退されました。それぐらい、日本の選挙制度は「新規参入を試みる政党」に対するハードルが異常に高いのです。ついては、まったく個人的ですが、自分が(国際・広報担当の運営委員として)関わった活動を中心に、緑の党の参院選を(だいぶ時間が経ってしまいましたが)振り返ってみたいと思います。写真は最終日に「日本国憲法」を読む洋平さん(Photo by Momo Yago)。「三宅洋平・山本太郎(選挙フェス@渋谷ハチ公前)2013/07/20」
https://www.youtube.com/watch?v=H7uE26gwF7Y
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【緑の党がついに発足】参院選挑戦のちょうど1年前。2012年7月28日に、長年にわたって緑の党設立を目指して活動してきた政治団体「みどりの未来」を母体に「緑の党 Greens Japan」が結成されました。http://midorinotable.sakura.ne.jp/top.php
5月5日には、民主党政権下で(菅元総理が再稼働のハードルを上げたため)「日本中で稼働中の原発がゼロ」になるという脱原発運動にとって歴史的な日を迎えました。ただ、その後に野田政権が「夏の大飯原発の再稼働」を強行しました。それに反対する市民の運動がすごく盛り上がって、東京では首相官邸前に十数万人もの人たちが集結して抗議活動を続けました。その熱気の中、国会議員のいるドイツやオーストラリアをはじめアジアなど世界各国の緑の党の仲間たちが日本での緑の党の設立に駆けつけてくれました。そして緑の党は、1年間の準備期間を経て2013年7月の参院選に初挑戦しました。
【朝日新聞】2012年7月29日「市民派「緑の党」発足」
http://midorinotable.sakura.ne.jp/pdf/kiji/c.pdf

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その結果は、残念ながら政党要件をもった国政政党「みどりの風」と「緑の党」の間で脱原発や環境問題に関心の強い、いわゆる“みどり票”がふたつに割れてしまったことや、他の多くの政党も本気度や達成する時期の違いはあっても「脱原発」を訴えたことなどもあり、45万票強の得票に終わってしまいました。そのため約120万票が必要な「政党要件を持った国会での1議席」の獲得はなりませんでした。でも、緑の党の国際的でフレッシュな政策やスタイルは特に若い有権者の注目を集めました。これまで投票に行ったこともないような有権者たちが全国各地で行われた「選挙フェス」に関わって、そのライブ映像をネットで拡散することによって「17万票」を獲得した三宅洋平さんの選挙や演説について、7月31日付の朝日新聞(社説)が取り上げました。
http://greens.gr.jp/uploads/2013/12/2.png

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【福島を忘れない集会@新宿西口】7月15日に新宿駅西口で、福島原発事故の被災者で避難者でもある参院選比例区候補者や原発立地自治体の議員の皆さん、脱原発運動関係者などによる原発の再稼働ストップをめざす集会「福島を忘れない!」を開催しました。この集会に参加した比例区候補者は、木田節子さん(原発事故避難者:双葉郡富岡町から水戸市へ避難中)。木村雄一さん(原発事故避難者:福島県福島市から佐賀県へ避難中)。そして前杉並区議会議員のすぐろ奈緒さん(緑の党共同代表)の3人です。そして、全国各地から静岡の浜岡原発など原発立地圏を含む自治体議員の皆さんが応援に駆け付けてくれました。また、脱原発運動の関係者からは桃井貴子さん(緑茶会:脱原発政治同盟)と、ソーシャルなゆるキャラとして大人気の「ゼロノミクマ」君も参加してくれました。途中にはアフリカ音楽のジャンベ隊も登場!熱いドラムで集会を盛り上げてくれました。https://www.youtube.com/watch?v=eYqP9SOhtqU

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【原発事故・被災当事者としてのメッセージ】福島では、2年4か月が経ってもなお16万人近くが県の内外で避難生活を強いられています。緑の党は、被災者の皆さんの補償を一日でも早く実施し、また脱原発を少しでも早いタイミングで実現するために、福島原発事故の被災当事者の方に候補者になって欲しいと考えました。その依頼に応えて、様々な困難を乗り越えて、木田さんと木村さんが勇気を持って今回の参院選の候補者になってくれました。木田さんは、ご自分のことを「原発難民」と呼んでいます。福島第2原発から8kmにあった自宅には、事故以降は戻れたとしても防護服を着込んで限られたごく短い時間しか帰宅することはできません。現在は、水戸市で避難生活をされていますが、小児がんを克服された息子さんは今でもまだ福島の原発会社で働いています。

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木村さんは、生後2か月の娘さんのために九州に自主避難されています。そして仲間たちと、東日本地域の被災者の皆さんのために九州で野菜を栽培して送る運動をしてきました。そして、いまは避難したいと思っている子どものいる自分と同じような境遇のお母さんたちが、少しでも早く避難できるようにしてあげたいと話していました。そしておふたりは、被災者の声が国会に届かないどころか、最近ではマスコミも福島の問題をあまり取り上げなくなっていることに危機感を持って、自分が参院選に出て訴えるしかないと思って立候補したと話されました。そして、自分たちのような原発事故の被害者だからこそ言えることがある。そんな自分たちを候補者に選んだ緑の党は、市民が作った政党だからこそ選らんだと話されました。そして、各地から参加してくれた地方議員の皆さんも、脱原発と即時廃炉を実現するためにも、緑の党の議席を獲得しようと訴えました。最後に、共同代表のすぐろ奈緒が、緑の党が国政で目指すことについてお話ししました。以下は集会の様子をまとめた映像です。

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7/15「福島を忘れない」集会(1):木田せつこ・木村ゆういち
https://www.youtube.com/watch?v=LP6qXutvdhk
7/15「福島を忘れない」集会(2):脱原発地方議会議員
https://www.youtube.com/watch?v=FJH7U8uYVhM
7/15「福島を忘れない」集会(3):すぐろ奈緒のスピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=UVmKhJWsZ00

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【参院選の台風の目になった「選挙フェス」@渋谷】3連休中日の7月14日。三宅洋平さんの「選挙フェス@渋谷」に、緑の党共同代表で比例候補者のすぐろ奈緒さんと田口まゆさんが登場しました。これまで、九州や大阪での選挙フェスには、候補者の木村雄一さんや松本なみほさん(兵庫選挙区)がそれぞれ参加しました。今日は名古屋と京都で尾形慶子さんと長谷川羽衣子さんも選挙フェスに参加。16日の札幌にはアイヌ民族を代表して参院選に挑戦した島崎なおみさん。18日の大宮には福島から原発事故の被災者、木田節子さんも参加しました。すぐろ奈緒さんは、若者の非正規雇用が増えて格差が広がり貧困層が増えていること。長時間労働でも低賃金で所得は増えていないことを紹介。緑の党は「経済成長に頼らず、平和で脱原発で地域でもやりがいのある仕事ができる社会を創ります」とスピーチ。「既存の政党による大企業や労働組合の既得権益に縛られた政治を、皆さんと一緒に変えたい。」と支持を訴えました。田口まゆさんは、自分が自死遺族の当事者であること。若い人の死因のトップが自殺であること。若者が希望を持てない社会にしたのは私たち大人の責任であること。それを変えるためにも「21日には投票に行きましょう!」と訴えました。

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【選挙フェスの元祖・喜納昌吉さんも登場!】「選挙フェス@渋谷」には、2004年の参院選でこの「選挙フェス」の原型を作った元参議院議員で沖縄民謡の第一人者、名曲「花」や「ハイサイおじさん」で有名な喜納昌吉さんも登場しました。その神がかり的な、聴く人の魂を深く揺さぶるパワフルな歌は、「風~吹けよ!雨~降れよっ!大和の大地に風~吹けよ~っ!」との魂のこもった歌が本当に天まで届いたのか、ものすごい豪雨と激しい落雷まで連れてきて、一時渋谷は滝のような雨状態が続きました。その影響で、選挙フェスが中断されるぐらいの迫力でした(笑)。

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【山本太郎さんと三宅洋平さん】突然の豪雨のがあがった後には、東京選挙区に挑戦している山本太郎さんが登場。持論の「脱原発と脱被曝」を衆院選の時よりもさらにシャープに追及し、パワーアップしたトークに聴衆から多くの声援が飛んでいました。スピーチの合間には多くのミュージシャンが「選挙に行こう!」と演奏の合間に呼びかけました。20時前に、ハイスタンダードの難波章弘さん主催のライブ「NO MORE FUCKIN’ NUKES 2013」に出演してきた三宅洋平さんがステージに戻って演奏を開始。連日の強行軍のスケジュールで、もう喉も潰れそうだけどまだ歌えているのは「みんなの力をもらっているから」との洋平さんの叫びに聴衆も熱狂。短い時間でしたが、スゴイ集中力での演奏にNHKやTBSなど各局のカメラも回る中、ハチ公前はライブハウス状態!マイクを使った街宣が終わった20時以降も三宅洋平さんとの握手を待つ人たちの長い行列が続いていました。
Dsc02881_2緑の党推薦候補の三宅洋平さんが始めた話題沸騰の「選挙フェス」。全国各地で若者を中心に大勢の参加者が詰めかけて大変な盛り上がりをみせました。以下のリンクでは、渋谷ライブの映像と各地で伝説となったライブ映像が紹介されています。「三宅洋平(選挙フェス@渋谷ハチ公前)2013/07/14」
https://www.youtube.com/watch?v=bPgwbqSHNhY

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【マスコミが選挙期間中に一切取り上げない政党があることをご存知?】これは、NHK総合テレビで放映された「緑の党グリーンズジャパン」の政見放送です。いわゆる既存政党の候補者たちのような「議員らしさ」のまったくない候補者たち(笑)。僕らの仲間がそれぞれのテーマを代表して立候補した理由と目指す社会像を素朴に語っています。日本では、「政党要件のある「国政政党」は選挙期間中に新聞やテレビのインタビューなどに党首が呼ばれて、各党間での議論が選挙期間中を通じて報道されますが、6000千万円(600万円×10人分)もの供託金を払って「名簿提出政党」になっても、緑の党のような「政党要件のない政党」は対象から外にされてほとんど報道してもらえません。つまり、新聞を読んでもテレビのニュースを見ても(この政見放送を除いては)、まったく取り上げてくれません。※「政見放送 NHK 2013参院選 比例代表 緑の党グリーンズジャパン」
http://www.youtube.com/watch?v=Asx6xcXCC9k

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【選挙公報だけが「緑の党」の広報】つまり、政党要件がないからと「緑の党がこの参院選に挑戦していること自体が、ほとんどの有権者にはわからない」という信じられないぐらい不利な状態に置かれてしまうのです(※公式の告知は投票日の1週間前に全戸配布される「選挙公報」のみ)。このことの選挙での得票への影響は致命的に大きく、これではまったく公正な競争とは言えません…。このことは、日本の民主主義にとっても致命的な欠陥です。「供託金」(と選挙資金)という1億円近いお金を集めて挑戦しても、ほとんどの有権者がテレビや新聞などマスコミの情報で投票先を決めるのに、そのマスコミに一切登場できないことの不利さはどんなことをしても克服できないほど圧倒的に厳しい差別だといえます。これは政界に新しいプレーヤーが(政界再編ではなく)外から参入しようとする際の最大のハードルなのです。※プレスリリース「緑の党グリーンズジャパン」の略称はなぜ「グリーン」に?http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/7683/

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【100万人の母たち@首相官邸前】7月7日の七夕の日。立っているだけでも猛烈な暑さでくらくらするぐらいの猛暑の中で、福島を中心に北は北海道から南は九州など全国から「子供たちを被ばくから守ろう!「子供たちに放射能はいらない」と訴えるためにお母さんたちが官邸前に集合しました。このプロジェクトは、脱原発を望む多くの人がその願いを安倍首相に届けようというもので、昨年鹿児島の南方新社から出版された「脱原発を願う母たちのポートレート集『100人の母たち』」がその始まりです。集会には、福島で暮らしている親子や九州や京都­に避難している母親など約1000人が参加しました。
http://100millionmothers.jimdo.com/

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参加者たちは、全国から届いた七夕の短冊2万枚が飾られた笹を­手に、首相官邸に向けて、原発の再稼働の反対や子どもを被曝から守るよう訴えました。このプロジェクトを呼びかけたカメラマンの亀山ののこさんは「この国の主権者として、ひとりの大人として今、福島や他の地域でも、子どもたちや大事ないのちを傷つけている状況に­黙っていることはできない。福島原発の状況が全く収束していない中で再稼働がされることはあり得ない」と呼びかけました。福島からは、福島原発告訴団の団長を務める武藤類子さんや緑の党比例候補者の木田節子さん、郡山市議会議員の蛇石郁子さん、福島市の佐々木慶子さんらが参加しました。

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【三宅洋平さんの「選挙フェス」初日@吉祥寺7/4に参加】参院選公示日の7/4。吉祥寺で開催された緑の党推薦候補のミュージシャン、三宅洋平さんの第一声、「選挙フェス」の初日です。音楽のキャリアをこの吉祥寺からスタートした三宅さん。仲間のミュージシャンが駆けつけて、ラップやウクレレでとばしる汗もふかずに全身で歌う。ガールズバンドのふたりも石巻や福島で演奏しているといいます。音楽に社会的メッセージがあって当たり前という素敵さ。洋平さんへのリスペクトと心から応援したい!という気持ちがびんびん伝わる熱いステージでした。※「Tokyo Times」:三宅洋平 街頭ライブ7/4 @吉祥寺から最後の曲。今回の立候補への決意と覚悟を語り、歌う…。https://www.youtube.com/watch?v=__lEUbpYwr0

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洋平さんの「選挙で踊ってもいいんだぜー!」のセリフで取り囲んだ聴衆も踊り出し、「(都会の)野外フェス」空間が吉祥寺駅前に出現しました。連日連夜のライブで、歌手生命を失う恐れもある今回の出馬に、覚悟が決まって凄みと魅力の増した洋平さんの歌とトークが心に響く…。「俺たちの世代や若い連中が選挙に行けば絶対変わる!」「必ずこの17日間で何かが起こると信じている!」ミュージシャンとして、「脱原発」を明言した日から、テレビやラジオなどマスメディアの仕事はなくなり、干されてもそれを貫いてきた洋平さん。3.11以降、それを実行している俳優で無所属で東京選挙区から立候補している山本太郎さんも応援に駆け付けました。大袈裟かも知れないけど、音楽と政治が「マツリゴト」でひとつになる瞬間の、歴史的なシーンに立ち会えたことに感動しました。新しいムーブメントの誕生かも…。

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参院選の告示日(7月4日)に、候補者が最初にする演説のことを「第一声」と呼びます。緑の党グリーンズジャパンは7月4日、首相官邸前で、比例候補者と共同代表による参議院選挙第一声を行いました。それは、ここが毎週金曜日の「脱原発・再稼働反対」の首相官邸に向けたデモが(首都圏反原連などによって)行われてきた場所だからです。福島原発事故による被災者で避難者のふたりを候補者として擁立した緑の党は、「脱原発」政策の実現を最優先課題とすることを表すためにも、脱原発運動の現場であるここ首相官邸前を「第一声」の場所に選びました。

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初めての「緑の党グリーンズジャパン」のNHK政見放送の収録@渋谷放送センターが7/3に終了しました。収録は、驚くべきことにこのデジタル時代に2回のチャンスしかなく、1回がうまくいかなかった場合、もう1回やれるのですが「上書き録画」されるから、もっと悪くなってもそちらが放映されてしまうという理由不明のルール下で、超緊張状態の中みんなで必死でやりました。結果は、集中力を結集したチームプレーでうまくいってなんとか終了。「緑で虹(7色以上)な候補者たち」勢ぞろいの写真です。緑の党は、明日10時に首相官邸で第一声をあげたあとは、福島や北海道など全国に散って、地元での選挙戦をスタートしました。(※第一声のプレスリリース)
http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/7895/

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ミュージシャン、三宅洋平さんの「緑の党からの参院選立候補」記者会見を6/17(月)の18時から参議院会館で開催しました。「なんで参院選に出ようと思ったのか?そのきっかけは?」「なぜ緑の党からなのか?」など、以下のプレスリリースにも書かれていますが、これまで10年以上、ミュージシャンとして全国各地でライブ活動を行ってきた経験やアーティストとしての感性を活かして、これまで投票に行っていない「最大与党」である若者たちに政治に参加してもらいたいという言葉に、深く共感しました。三宅洋平さんは、2012年12月、脱原発候補として衆院選に無所属(東京7区:緑の党事務所を選挙事務所に提供)立候補した俳優・山本太郎の街頭演説をゲリラライブ的にプロデュースするなど、オリジナルな政治参加を展開していました。その経緯を通じて参院選への立候補を決意した三宅洋平さんが、「選挙フェス」を通じて初めてネット選挙が解禁されたこの参院選の台風の目になるとは、この立候補会見の際にまだ誰も思わなかったと思います。
http://greens.gr.jp/pressrelease/7422/
http://greens.gr.jp/senkyo/4333/

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【ドイツ緑の党連邦議会議員団副代表のベアベル・ヘーンさん】ヘーンさんは、2012年7月の緑の党設立総会にも、ドイツ緑の党を代表して応援に駆け付けてくれました。そして、本番である参院選の前哨戦である2013年の5月末にも、また忙しい国会議員としての仕事の合間をぬって来日してくれました。そして、各地での候補者の応援や新宿駅での街頭演説、杉並区で開催した「参院選キックオフ集会」などで、熱いメッセージを伝えてくれました。ヘーンさんは、この後に福島の郡山にも足を運んで、食品の放射線量の計測や子供たちが被ばく検査を受けるホールボディカウンターなどの施設の視察も行いました。1970年代のルール工業地帯の大気汚染や、1986年のチェルノブイリ原発事故による放射能汚染などから子供たちを守るために緑の党に入って、(州都がデュッセルドルフの)NRW州議会議員から州の環境・農業・消費者保護大臣を経て、今ではドイツ緑の党連邦議会議員として最も人気のある議員のひとりとして活躍しているヘーンさん。市民運動としての反戦・反公害・反原発運動から緑の党を立ち上げてきた経験から、いつも僕たちを励ましてくれる頼もしい「緑の肝っ玉母さん」的な存在です。http://www.baerbel-hoehn.de/
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